新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが広がり、サルサイベントも軒並み中止となっている。
こんな世界になるとは、、、誰が想像しただろうか。
サルサの聖地、ニューヨークですら、全てのイベントが中止となっている。
年末年始のニューヨーク ~ 新型コロナウイルス流行前
実は、管理人ホセは、年末年始の長期休暇で再度NYCを訪れていた。
今回は一人旅。
イーストハーレムのシェアハウスに泊まり、そこからダンススタジオに繰り出す。
NYCはクリスマスが一番の盛り上がりを見せて、年末年始は意外と落ち着いた雰囲気だった。
とはいえ、サルサダンスは年越しイベントが盛りだくさんで、
知人のサカモトさんにおすすめのイベントを紹介してもらった。
日本人の生徒も多い、カルロスさんのイベントだ。
生徒さんが多いためか、とてもフレンドリーで踊りやすい人たちだった。
そんな中で少し大型な女性がいたので、お誘いして踊った。
とても相性がよく、互いに盛り上がり、踊り終えた後は、お互いに名前を聞いた。
『サ!ト!ミ!』
なぜかサトミと聞こえて、『日本人みたいな名前だね。』
と訳の分からないことを言ったのだが、
後で他の人に聞くと、『ステファニー』だった。
何をどう変換したのか、、、。
アットホームな雰囲気で、マンハッタンの高層階でサルサダンスを踊り、
年越しのカウントダウン、2020年を迎えた。
街には、カウントダウン帰りの人々が溢れていた。
閉ざされた世界
思い返してみると、我々は、孤独に生きてきた。
人に受け入れられること、それも、無条件に受け入れてくれる人
自分のすべてを肯定してくれる人
そんな存在を求めているのかもしれない。
言葉を飾る必要もない。
それが、遠く離れて言葉も通じない、ここNYCでも受け入れてくれる人がいる。
そんな世界がまさか、新型コロナウイルスによって
閉ざされてしまうとは、、、誰が予想しただろう。
全てのイベントがキャンセルとなり、街から人が消えた。
我々の世界が、NYCから自宅の個室へと変わった。
アフターコロナの世界
アフターコロナの世界はどうなっているのだろう。
FacebookなどのSNSでのみ繋がった世界になるのだろうか。
仕事と働き方、価値観、人との繋がり、家族との関係、社会や宗教、世間や常識、欲望、権威。
様々なことが少しづつ変わっていくのではないだろうか。
踊ることは一瞬であり、一瞬でも人と繋がりたい欲求。それは無くならないはず。
そして、自由。
いまは人の移動を制限するために、自由が無くなっている。
今後、閉ざされたローカルな世界になるのか、
または、グローバルな世界が加速するのか。
NYCでサルサダンスを踊るために、、後者になることを望んでいる。
まとめ
アフターコロナの世界でも、『楽しむこと』は絶対に無くならない。
そのために、サルサビトの皆様にはくれぐれも体に気を付けてお過ごしください。
管理人のホセ自身もできるだけ家から出ないように自粛している毎日です。