どんな習い事でも、発表会や大会があれば、他の人がどのように取り組んでいるか知る機会になったり、参加する場合は大きな励みになりますよね。
サルサダンスも大会となれば、上手な人が集まり、レベルの高いダンスを見ることが出来ます。
チケットを購入して観に行くことも出来ます。日本で開かれている3つのコンペティションについてご紹介したいと思います。
※競技部門・ダンスの種類・観覧チケットについては、2019年の情報です。今後変わることがあります。
1.Japan Cup/全日本サルサダンス選手権大会
主催 NPO法人 日本サルサ協会
競技部門 ソロ部門/ペア部門/スモールチーム部門/チーム部門/ヒート
ダンスの種類 サルサ/バチャータ/チャチャチャ/ルエダ
観覧チケット 指定席:4500円 自由席(大人):3500円 自由席(大学生):2500円
自由席(中高生):1000円 自由席(小学生以下):無料
2009年から始まったコンペティションで、年に1回、夏の終わりから秋頃に行われています。2019年で11回目となりました。会場は2017年まで東京でしたが、2018年と2019年は京都での開催でした。2019年は8月31日にコンペティションが行われ、翌日にワークショップとアフターパーティーが行われています。
競技部門は、キッズ、一般、シニア、グランドシニアの年齢区分があります。コンペティションの観覧チケットは、日本サルサ協会などで購入することが出来ます。
このコンペティションのペア部門は、第2のオリンピックとも言われる「ワールドゲームズ」(国際総合競技大会)の選考を兼ねています。「ワールドゲームズ」は、国際オリンピック委員会が後援していて、夏季オリンピックの翌年に行われる世界大会です。オリンピックに含まれていない競技の試合が行われます。ダンススポーツの競技の中にサルサがありますが、残念ながら2021年にダンススポーツの実施はないようです。
2.日本ラテンダンスコンペティション(Japan Salsa Dance Competition)
主催 有限会社 サルサホットラインジャパン
競技部門 ソロ部門/ペア部門/セイムジェンダー部門/チーム部門
ダンスの種類 サルサ/バチャータ/チャチャ/ノンジャンル
観覧チケット 昼の部:1000円 夜の部:2500円 1DAY:3000円
2002年に設立された(有)サルサホットラインジャパン主催のコンペティションです。毎年6月に東京で行われています。2019年で17回目となりました。コンペティションは、予選、決勝が同じ日に行われ、予選では自由曲と規定曲による審査があります。キッズ、ジュニア、一般、シニアの年齢区分があります。優勝すると、国際大会であるWorld Dance Latin Cupの準決勝への出場権を得られます。コンペティションの観覧チケットは、サルサホットラインジャパンのサイト上から購入することが出来ます。
なお、同じくサルサホットライン主催でジャパンサルサコングレス、通称ジャパコンで知られたイベントが2019年よりJ Latin(ジェイ・ラテン)として生まれ変わりました。
サルサだけでなくブレイキン、ダブルダッチ、社交ダンスなど幅を広げて、2019年より渋谷で開催されています。毎年、前夜祭から大盛り上がりのイベントですので、こちらも注目です。
3.Yes We Dance サルサダンスコンペティション
主催 H&T Dance Company
競技部門 チーム部門/ペア部門
ダンスの種類 特に決まり無し
観覧チケット S席:3500円 A席:2500円
東京の恵比寿や渋谷でレッスンを行っているHIRO&TAKUが代表を務めるカンパニー主催のコンペティションです。このお二人は、世界大会での入賞経験があり、テレビにも出演されていて、日本を代表するダンサーです。コンペティションは、門下生の中で行われています。イベントは2部制になっていて、第1部のコンペティションの後、第2部でカンパニーのトップメンバーによるサルサダンスショーが行われます。2019年は6月1日に東京都文京区にある文京シビックホール大ホールにて行われました。2020年は6月28日の開催が決まっています。
まとめ
コンペティションの存在は、わたし自身、友人が出場するということで知りました。審査を受けるため、たくさんレッスンをしたり、身体を作っていく様子を見て、魅せるダンスになっていっていました。また、大会を見ることで日本のトップレベルを知る機会になりました。ぜひチェックしてみてくださいね。
(ライター Haru)