サルサダンスを始めてしばらくすると、「上手な人と初心者の自分とは何が違うのだろう?」と思う時があると思います。初心者からベテランになる過程で、こんなことを意識すると上手くなる!という上達のコツ~女性編~をご紹介します。
腕の力を抜き、手に力をかけましょう
始めたばかりの頃は、体が緊張してしまい、体に余分な力が入ってしまいます。サルサダンスで重要なのは、相手の男性が次にどう動くのか、それに対して自分はどう動くことになるかを察することです。腕をしなやかにしていないと、男性が次の動きへ導きづらくなります。そうすると自分の動きも固くなり、上手く動けないことが多いです。踊る前に腕を脱力させておきましょう。
しかし、手までだらりとさせてしまうと、上半身のバランスが取れなくなり、男性に近づきすぎたり、男性の手から自分の手が離れてしまうことがあります。手は、その時々によって力の乗せ具合を変えます。対面で踊る時はやや力を入れておき、回転する時はやや力を抜きます。腕は脱力し、手に力をかけるようにしましょう。
男性に気持ちよくリードしてもらいましょう
サルサダンスは、男性が女性をリードして踊るダンスです。基本的には踊りの振付は決まっておらず、即興的に踊ります。私はクラシックバレエをしていたので、最初の頃は男性のリードに慣れず、自分から動いてしまうことがありました。女性は男性の動きを少し待つつもりでいると、踊りやすくなります。レッスンやパフォーマンスで振付を踊る時も、男性より先に動かないようにすると、サルサダンスらしく見えます。
内股を直しましょう
両足を揃えた時、隙間なくまっすぐな足だと美しく見えます。また、内股を直すと踊りやすくもなります。ふくらはぎをくっつけて、踵を付け、足先を少し開くように立ちましょう。内股は普段から意識していると直っていきます。内股かどうかを知る方法ですが、ヒール靴の踵の減り具合で確認することが出来ます。内側の部分だけがすり減っていると内股になっているという証拠です。ぜひ一度確認してみてくださいね!
からだの軸を意識する
踊っていると、ふらふらする時があります。からだの軸をしっかり意識していないとそうなってしまいます。また、ふらふらすると、踊っているというより、踊らされているように見えてしまいます。からだの軸は、普段の生活ではほとんど意識しないと思います。ダンスをすると、からだのバランスを取ることが動きやすさに繋がってくるため、軸を意識することが大切です。自分の頭の上から足、そして地面まで、一本のまっすぐなラインが通っているイメージを持つようにして下さい。踊っているうちに、自分の軸を感じられるようになってきます。特に回転をする時は軸がないとブレてしまい、回る前の場所から動いてしまいます。
指先を美しく見せる
少し余裕が出てきたら、指先が美しく見えるように、ポーズを取るようにしましょう。女性は「元」を意識すると美しく見えると言われています。目元、指元、足元などです。指先のポーズは、鏡を見ながらどうしたら綺麗に見えるか研究するのがお勧めです。基本的には、手首に少し動きを出して、指先は伸ばし、5本の指を少しバラして見えるようにします。キツネのポーズをして、中指とお姉さん指を少し上に浮かすような感じです。色々なダンサーの方の映像も参考にしてみて下さい。
まとめ
上達のコツについてご紹介してきました。これらを意識するようになると、実生活でも女性らしく振る舞えるように思います。サルサダンスをすることで、美しく、モテる女性になれたら嬉しいですよね。出来ることからぜひ取り組んでいただけたらと思います。
(ライター Haru)